オンラインでのイベント作成/チケット販売って盛り上がっているようで、実際のところあんまり盛り上がっている印象はないのですが、Launchtrackはなかなか良いかもしれません。米国のアクセラレーター、500 Startupsの第7期生です。
Launchtrack
Launchtrackが最も力を入れているのはカスタマーデータの活用です。ソーシャルメディアやSMS/Eメールマーケティングの支援などを通してデータを主催者に提供します。今年は200万ドル以上の売上を見込んでおり、現在 Nike、FOX Sports、ESPNなどを含む600位上の顧客を獲得しています。
まぁ詳しくはLaunchtrackをチェック。まだそんなに期待できるようなものではないかもしれませんが、伸びしろがありそうです。もっと具体例をLPで見せてくれれば良いのに。これでいきなり使ってみようとはならない。
Eventbrite
この分野では、米カルフォルニアのEventbriteが最大手です。2006年に創業し、じわじわとユーザー数を伸ばしてきましたが、ここにきて急成長しています。Eventbrite、先行者利益ってやつでしょうか。昨年は60%の成長を記録しました。7ヶ国語をサポートしており、北米・ヨーロッパ、そしてシンガポール・香港を含むアジアで利用することができます。っていうか英語でもいいならどこでも使えます。日本のイベントもいくつかありますね。
2013年に総額チケット販売:9.6億ドル
2013年に販売されたチケット数:5800万
2013年にスキャンされたチケット:820万
イベント数:290万
2013年のEventBriteアプリのダウンロード数:230万
2013年の募金イベントを通した募金額:1.77億ドル
2013年にイベントが開催された国:187出典:Hyoebot
アプリは、一般ユーザー向けの「Eventbrite」と主催者向けの「Entry Manager」、Squareみたいなやつで決済できるiPad向けの「At The Door」があります。
上のデータで、販売したけど、スキャンされてないチケットはどこいったんですかね。紙のリスト?メール?
類似サービス
最後に類似のオンラインチケット販売サービスをいくつかご紹介します。どれもディスカバリー性なし。
ATND
アプリは4インチに対応してないんですかね。
まぁぶっちゃけどれも同じっぽいし、違いはテンションくらいです。
音楽イベントで使うならPeaTixかTixeeですね。個人的な印象だとPeaTixが頭1つ抜けている気がします。
QRコードはもう古い! 新電子チケット「ColorSync」は人間が色を見る21世紀のモギリ | TechCrunch
この手のサービスはイベント作成と販売に関しては良く出来ているかもしれませんが、いざ入場となるとスマホアプリでチケットもぎりという斜め下の発想になったり、QRコード読み取れないとか、いろいろ不便なので、そっちにイノベーションを起こして欲しいものです。
Ticket Boardはおわってる。
参考
(*☉д☉)☞アーティスト向け音楽サービスまとめ ①
(*☉д☉)☞アーティスト向け音楽サービスまとめ ②
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