SXSW2013

フリーミアムモデルの楽曲ストリーミング配信サービス、Spotify。

2006年夏にスウェーデンで創業され、2008年10月にサービスを開始。それから1年半でヨーロッパで800万人を超えるユーザーを獲得…。2011年にはアメリカに進出。メジャーレーベル全てと契約、また多くのインディーレーベルも参加しており、楽曲数は2000万曲にも及ぶ。総会員数2400万人。有料会員数600万人…。

最近ではPink FloydやThe Eaglesなどのビックネームも楽曲の提供を開始。Daft Punkの新曲「Get Lucky」が2700万回以上ストリーミング再生され、米国と英国で1日に最も多くストリーミング再生されたシングルの記録を塗り替える。Twiiterがローンチした音楽サービスはRdio・Spotifyの利用が前提となっている。今年4月にはメキシコ、香港、マレーシア、シンガポール、アイスランド、エストニア、ラトビア、リトアニアの8カ国でサービスイン…。

どこぞの市長が炎上したあたりから、徐々に音楽ファン以外にも認知されてきたように思うSpotify。WIREDやMarkeZinでも特集記事が書かれるようになり、注目を集めているように思います。

音楽で人とブランドをつなぐ、音楽ストリーミングサービスSpotifyが実現する新しいマーケティング活用事例 | MarkeZine
Spotifyは違法ダウンロードを駆逐する切り札か!? | WIRED
黒船音楽配信サービス「Spotify」日本上陸へ 音楽産業の鎖国を解くか
イーグルスがSpotifyで楽曲配信を開始!続々と大物アーティストが定額制音楽ストリーミングサービスでカタログを解放 | All Digital Music
ダフト・パンク、新作「Random Access Memories」で音楽ストリーミングサービスSpotifyの歴代最多再生記録を達成 | All Digital Music
定額制音楽ストリーミングサービスSpotify、香港やシンガポールを含む8カ国で今日にもサービスを開始予定 | All Digital Music

早くて2013年10月に上陸するとかしないとか。前もそんなこと言ってなかったっけ。違うっけ。

(2014年1月追記)
2013年内のサービス開始はならず、2014年に持ち越されている。一方で、All Digital Musicによれば、海外では2013年12月より新たに20カ国でサービスを開始した。

ヨーロッパ: ハンガリー、チェコ、マルタ、ブルガリア、スロバキア、キプロス
中南米: チリ、コロンビア、ウルグアイ、エルサルバドル、パラグアイ、ホンジュラス、パナマ、ニカラグア、ペルー、エクアドル、ドミニカ共和国、グアテマラ、コスタリカ、ボリビア
定額制音楽ストリーミングサービス「Spotify」、20カ国で新たに開始–日本へはいつ? | All Digital Music

(2015年5月追記)
未だ開始されず。

Spotifyとは

改めてSpotifyについてまとめてみました。
無料から$9.99までの3プランがあり、いわゆるフリーミアムというビジネスモデル。フリープランでも30日間プレミアム会員のトライアルが可能。美味い蜜吸わされます。それ以降はモバイルではラジオプレイのみ、デスクトップとウェブプレイヤーでは音声広告が入り、月の再生時間は10時間までに制限されます。

spotify_plan

月額4.99ドルのプランではデスクトップとウェブプレイヤーで音声広告がなくなります。月額9.99ドルのプランではモバイルでも好きな楽曲を再生でき、キャッシュでオフラインでも再生できます。WIREDにも書かれている通り、音質は~320kbps(但しプレミアム会員のみ。フリー会員は~160kbp。ちなみにiTunesは128kbps。iTunes plusでは256kbps AAC。)でバッファリングはかなり早いです。ただし、モバイルの使い勝手はあまり良くないです。

(2014年1月追記)
2013年12月、Spotifyはモバイルに力を入れた新たな戦略を発表しました。
Spotify、モバイル向け音楽視聴を無料にする新戦略を発表 –タブレットはフリーミアムに、スマホには「Spotify Shuffle」 | All Digital Music

iOS7への対応でUIはマシになりました。

2011年11月にSpotify音楽プラットフォーム戦略を立ちあげており、FacebookのようにSpotifyの中にサードパーティのアプリがたくさんあります。
Spotify Apps
音楽ファンにとってはここが最も面白いところだと思います。また使おうと思わせてくれる魅力があります。聴き放題で2000万曲などと言われてもそんなに聴けるわけがありませんので、サービス側が魅力的な音楽体験を提案する必要があります。

Spotifyはプラットフォーム戦略をとることでSpotifyでの音楽体験をより魅力的なものにしています。音楽メディアのほかにも歌詞表示アプリ、カラオケのように再生箇所の歌詞が表示されるMusiXmatch、ライブ情報を教えてくれるSeatGeek、楽曲レコメンドのWe Are Hunted、クラシック好きのためのClassifyなどなど…。これらは既存の楽曲ストリーミングサービスで最も魅力的な機能です。これはSpotifyの強みですが、サードパーティがあってこその楽しさです。

OUR 10 FAVORITE SPOTIFY APPS

またSpotifyは楽曲のリコメンドに非常に力を入れています。The Echo Nestという音楽データ解析の会社からデータ提供、またスウェーデンに拠点を置く音楽レコメンデーションサービス「Tunigo」の買収しています。最近音楽データの解析系熱いですね。自分好みの音楽がリコメンドされることでユーザーは音楽体験を楽しみ、アクティブにSpotifyを使用します。
世界400以上の音楽サーヴィスが利用する、リコメンデーションエンジン「The Echo Nest」 | WIRED
音楽ストリーミングサービスのSpotify、音楽レコメンデーションサービスの「Tunigo」を買収し音楽発見を強化へ | All Digital Music

(余談)
関係ないけど、Spotifyの人、ここ見てたらThe Echo Nestに日本の音楽メディア(ブログ含む)もクロールさせて、楽曲から音楽メディアに出会うという導線を作ってくれ。アプリ内ブラウザで読みながら聴ける、とか。すぐできるはずだからやって。メディア→楽曲じゃくて楽曲→メディアっていうパターン作ろうよ。あるいは作るぞそれ。あるのかなもう。

(余談)
また関係ないけど、商業スペースでストリーミングサービスを利用した店内BGMってのはJASRACに支払ったほうが良いのでしょうか。JASRACに加盟していないアーティストも当然います。サービス事業者が払うから良いのか。と思ったら似たような話がありました。サービス事業者が払えば良いんですね。
業務用音楽放送サービスのモンスターチャンネル、店舗内音楽の配信に加えCM配信も可能に
これは業務用だけど、他のストリーミングサービスはどうなんだろ。SoundCloudとかBandcampのラジオプレイとか絶対契約してないから流しちゃダメだよな。まぁ良いや。そういえばSpotify関連の話になるとJASRACにミサイルが飛んでいくけどJASRACあんまり関係ないと思います。

(余談)
さらにどうでもいいけど、3月にテキサス州オースティンで開催された世界最大の音楽見本市SXSWに行った際、タクシーの運転手が自分のiPhoneから音楽流してました。SpotifyのSXSWプレイリストでした。まじかよって思いました。アメリカでのストリーミングサービスの普及を感じました。
SXSW2013

あとSpotify Houseというブース(っていうか家)もあり、DJやライブが行われていました。Foursquareでチェックインすると一ヶ月プレミアム会員になれるのですが、日本帰ったら使えないので「そんなの辛い」と思って止めました。

Spotifyのライバルは

以前、月額980円で音楽聴き放題って魅力的ですか?でも整理しましたが、改めて。
eyecatch
スタートしたばかりのGoogle Play Music All Access、米国発で無制限視聴なRdio、フランス発のDeezer、MicrosoftのXbox Music、サムスンのMusic Hub、台湾発のKKBOX、SonyのMusic Unlimited、2億人のユーザーをかかえるPandora Radio、2001年から続くRhapsody、そしてPandoraキラーとも囁かれるiTunes Radio…。あ、あとLast.fm。…海外は挙げるとキリがないのですが、対抗馬になりそうなのはGoogleRdioでしょうか。PandoraとiTunes Radioは少し方向性が違うと思われます。

日本では昨年6月国内版スタートSony Music Unlimited、PandoraクローンのインターネットラジオサービスFaRao、同じくPandoraクローンのLIFE’s radio、エイベックス・エンタテインメントとSoftBankのUULAレコチョクBestdミュージック、KDDIはLISMOからKKBOXへ、同じくKDDIのうたパス、DeNAのGroovy・・・・・。Groovyは毛色が違いますが一応。

あとは音楽系ウェブサービス資料をご覧ください。

昨年から日本でも大手によるストリーミングサービスが開始されています。このように既に飽和状態と言ってよいでしょう。

Spotifyへの期待を見てると(といっても一部)、彼らは国内サービスをスルーしている印象があります。そもそもそのサービスの存在は知られていないというのが一番大きい原因でしょう。海外勢が日本展開を始める前に国内向けサービスをスタートしたものの、海外勢が上陸し撃沈するという、いつかどこかで見たパターンの予感がしてなりません。

ただ、ユーザーとしてはどこか一つが覇権とってくれると楽ですよね。あのアーティストはここだけ、というクソみたいな縄張り争いはゴメンです。また、Spotifyのように有料会員でなくても、ソーシャルメディアでシェアされた楽曲がすぐ聴けるというのは音楽との出会いを考えると大変重要だと思います。あとサービス事業者のみなさんは「キャッシュを保存してオフラインでも聴ける」というのをもっと分かりやすく訴えたほうが良いと思います。「DLできないならいらない」という反応を見ます。

問題は何か

単純な話、月に980円以上音楽に使うなら楽しい、使わないならYouTubeで良い、ですよね。何万曲あるかは大して問題ではないのです。

検索欄にファンのバンド名を入れてみて、まずすべてのアルバムが入っているかチェック。聴いたことのないアルバムを聴いてみる……。しかしこれだったら、数百円でレンタルしたほうがマシかもしれない。これが定額制配信の根本的な欠陥だ。Spotifyは、音楽にお金を払わないライトユーザーをマネタイズするのが使命である。もしCDを年間何十枚も買う音楽ファンだけがSpotifyを使ったら、逆に音楽産業の売り上げを減らすことになってしまう。そこでSpotifyは、ライトな音楽ファンが楽しく気軽に新しい音楽と出合える仕組みづくりに腐心している。

出典:WIRED

月に980円以上音楽に使う既存の音楽ファンがメインユーザーだとしたら、結果的に音楽に使われるお金は減ってしまいます。そこでフリーミアムモデルと「ライトな音楽ファンが楽しく気軽に新しい音楽と出合える仕組み」が重要になってきます。まずは無料でもとにかく使ってもらい、サードパーティのアプリやソーシャルメディア上のコミュニケーションを通して音楽とつながっていく。音楽を聴くことの楽しさを知ってもらう。Spotifyには十分それができるポテンシャルがあります。(KKBOXで音楽ニュースのライターやっといて言いますけどKKBOXはそこが弱すぎます。レコチョクは結構良いかもしてません。)

そして、まだまだ楽しみたいなら有料会員へ…。なんですが、Spotifyが日本でフリープランを展開することは期待できないかもしれません。6月にスタートしたKKBOXのように、初めて登録すると1日間、Facebookアカウントで登録した場合は1週間、auかんたん決済で決済登録であれば30日間無料利用可能という短期間のフリーミアムはありそうです。

既存のサービスが月額980円で長期的なフリープランなしで落ち着いているので合わせてくるのでは、と思います。そうだったらガッカリですよね。ライトな音楽好きにユーザーになってもらわいといけないのに、結局既存の音楽ファンしか使おうと思わない。思えない。CDがまだまだ売れているので、そこには踏み切れないのでしょうか。知らんけど。そもそも誰が980円も毎月音楽に使ってくれるのでしょうか。新しい曲を聴きたいと思っている人はどれだけいるのでしょうか。

あとは海外版である楽曲が日本ではない場合もあります。そこはSpotifyの頑張り次第ですね。

(2014年1月追記)
だが、そもそもそれらの試みで本当にライトな音楽ファンが使ってくれるのか疑問である。自分好みの音楽に出会いたいと思っている人は一体どれほどいるのだろうか。そもそもこれらのサービスを使おうと思うのだろうか。

アーティストにとってはどうか

ロイヤリティは、有料ダウンロードへの導線は、ライブへの導線は…。音楽ストリーミングサービスは基本的にフリープランと有料プランの双方で再生されるトラック毎に対しレコード会社・権利保有者にロイヤリティを支払う仕組みになっています。そのロイヤリティについては議論が絶えません。

Daft Punkは『Random Access Memories』をリリース前にiTunesで全曲ストリーミング配信をし、リリース後はSpotifyでも配信しました。CD/DLも大ヒットを記録しました。David Bowieも同じようなことをしています。なんだハッピーじゃん…ってそれはDaft Punkだから、David Bowieだから。Daft Punkなら既に知名度もあり、再生されやすいのでロイヤリティも確保できるでしょう。そしてライブすればいくらでも動員できます。彼らはSpotifyを完全にプロモーションと割り切ることもできます。

リスナーに値段を決めさせても平均が大体通常のアルバム1枚の値段だったのはRaidoheadだったから。新作を超高音質で無料配布できたのはNine Inch Nailsだったから。Galaxyユーザーにアルバムを無料配布できたのはJay-Zだったから。

すでに有名なアーティストにとってはたくさんの人に楽曲を届け、ライブに導引する良い機会となります。しかし、そうでないアーティストにとっては爆発的に広がる可能性も、何の恩恵も得られない恐れもある。Spotifyを自分の音楽活動の中でどこに位置づけるのかよく考えないといけないですね。

アメリカを例にとると、Spotifyのプレミアムユーザは、年間最低でも120米ドル支払うので、「単にダウンロードする人たち」よりは有難い消費者です。一方、ダウンロード購入する人が年間で音楽にかける費用は、平均で60米ドル以下です。そのため、もし4000万人いるアメリカのダウンロード購入者がSpotifyを利用するようになれば、アーティストが自分の曲で稼げる額は、今の倍になるというわけです。

出典:Sd

やはりまずはサービスを使ってもらわないとこのビジネスモデルでは音楽に貢献できませんし、多くの人がプレミアム会員にならなければアーティストにお金も入りません。

「Spotifyでアーティストは2倍稼げる」ーーSpotifyアジア太平洋地域新市場部門トップが語る | SD
Jay-Zの最新アルバム100万枚、Galaxyユーザーに先行無料配布 | WIRED

「1回の再生につきわずかな売り上げしか立たないアクセスモデルだと、Spotifyが普及してCD売り上げが喰われた場合、ミュージシャンの生活はますます苦しくなるのではないか」。そんな悲観論もある。Spotifyは、1回の再生あたり平均で約0.5円(※アドヴァンス等はここに含まない)をレーベルとアーティストに支払っている。これだけ見ると悲観論にもうなずきたくなる。しかし実際のところ、母国スウェーデンではSpotifyの売り上げがCDの売上を超え、レコード産業の売り上げは、前年比18.6%プラスの急成長(2012年)となった。4年で2倍という成長率だ。隣国ノルウェーもストリーミング売り上げがCD売り上げを超え、前年比6.7%プラスとなっている。プレミアム会員になると毎月、アルバム1枚分のお金を払う。1年で12枚分だ。4人に1人が有料会員なら、平均で年間3枚分。広告売り上げを含めると年間約4枚分に相当する。つまり、先進国のレコード産業の1人あたりの平均売り上げ(1〜2枚分/年)より多いのだ。

出典:WIRED

実際に配信したアーティストからは厳しい意見も出ています。
As Music Streaming Grows, Royalties Slow to a Trickle | NY Times

ここで思い出した言葉が“ゼロ円ファン”です。
無料のネットで見られる活動だけのファン「ゼロ円ファン」by菊地成孔氏
ご本人もおっしゃている通り、失礼な表現ではあるけども、そういう現象が起きるのも事実です。これは音楽を創っている人がどう捉えるか、という話です。飯を食べるためではなく、仕事ではなく「創りたいから」というのはもちろんあるだろうし、そういう方たちのおかげで毎日素晴らしい音楽が生まれています。そもそも音楽をやる動機はそこなのだと思うので、難しいところです。

ただ個人的に凄く思うのは、「稼ぐ」ことは卑しいことでもダサいことでもないということ。お金のためじゃないのは分かっているけど、普通に稼いだら良いと思います。たまたまお金という手段が生きるのに手っ取り早かっただけで、米とか大根とかでも良いわけだし。雨風しのいで食べていければ何でも良いと思います。好きなことでご飯が食べれるならハッピーです。

話がずれてしまいましたが、楽曲を配信するならサービス内だけでなく、そこまでの導線とそこから先にどんなアクションを想定するかを考えないといけませんね。ただSpotifyってたしかアナリティクス提供してなかった気がする。

あとは音楽メディアがどう機能するのか、補完していくか、という話でもあるのかもしれません。SoundCloud/Bandcamp→音楽ブログ→Hype Machine/Shuffler.fm→ポストPitchfork/Spotify→音楽メディア→Spotifyというような導線ができてきているように思います。

SpotifyについてはMusicman-Netの特別連載企画『未来は音楽が連れてくる』がとても詳しいです。
またJay Kogamiさんのブログ、All Digital Musicが海外の最新音楽テクノロジーに詳しいです。

(2014年1月追記)
音楽データ解析サービスのNext Big Soundとパートナーシップを結び、アーティストやマネージャー向けに無料の解析ツールを提供するようです。
ミュージシャンに見て欲しい!音楽ストリーミング「 Spotify 」、支払う楽曲使用料の仕組みを説明するサイトをオープン | All Digital Music

またこちらもご参考に。
Spotifyは『CDの代わり』じゃない。『集客エンジン』だ。 | マナスタ!
↑自分がアーティストだったらSoundCloudやYouTubeと同じ使い方しますね。
音楽ファンは交流の場さえあれば視聴だけじゃなく購入を選び出す(かも) | 一人音楽座談会
↑全くその通りです。

どんな形をしていようが、音楽は音楽

まぁ音楽好きとしては、海外展開している内容のまま上陸して欲しいですよね。どインディーの楽曲もあってビビリます。上陸してくれないと何が不便って、最近海外の音楽メディアが記事内の楽曲をYouTubeじゃくてSpotifyやらRdioやらのプレイヤー埋め込みにしやがりまして。
spotify_player
tumblrでもよくSpotifyの埋め込みプレイヤーを見ます。切ないです。リブログ決めてますけど再生できてないので、虚しいです。

ということで最後はこれで締めようと思います。

サカナクション 山口「ああいうストリーミングサービスがメインカルチャーになってくると、聴く人が毎月定額のお金を払って、それが再生回数に基づいてミュージシャンに分配されるという感じになりますよね。そうなると、この先、音楽に払うお金が水道料金みたいなものになって、ミュージシャンが公務員みたいになるかもしれない(笑)。そういう時代がくるかもしれない。もちろん、音楽は万人に届くものだし、自由に受け取っていいし、好きな風に手に取ればいいと思うんですよ。どんな形をしていようが、音楽は音楽だし。ただ、受け取る側がちゃんと理解して選べるほうがいいと思う。そのためには、僕らのようなミュージシャンがどれにするかを提示していく必要はあると思います」

出典:The Future Times

(2014年1月追記)
では、例えばこういったストリーミングサービスにお金を払うこと、音楽にお金を払うことをもっと普通のことにするにはどうしたら良いのでしょうか。この鍵のひとつとなっているのがソーシャルインフルエンスだと考えています。その辺りは高野修平さんのブログ、THE GREAT ESCAPEに詳しいです。
WIRED VOL.8 GQ JAPAN.2013年7月号増刊
コンデナスト・ジャパン (2013-06-10)

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