ドイツのシンガーソングライター/プロデューサーのMarius Lauberによるプロジェクト、Roosevelt。3作目となるニューアルバム『POLYDANS』をロンドンのGreco-Romanからリリースした。アートワークから想像できるようなレトロフューチャーなディスコポップで、どこか退廃的な雰囲気が漂っている。
アルバムの前半はバレアリックなテイストをもったファンクナンバー「Stranger」、キャッチーなシンセポップ「Feels Right」などが続くが、「Montjuic」からはシンセウェーブにスイッチ。まるでPet Shop Boysを引用したような「Lovers」 、Sci-Fiアニメーションのクライマックスのような「Echos」と続く。
今作でRooseveltはほぼすべての楽器を演奏しているという。何の制約もなく、スタジオで自由に音楽に向き合った今作はこれまでで最もパーソナルな内容になったと語っている。
Rooseveltは10代の頃はBeat!Beat!Beat!というバンドでドラムを担当。バンドの解散後、ソロアーティストとして2013年に『Eliot EP』をリリース、PitchforkのBest New Musicを獲得した。2016年にファーストアルバム『Roosevelt』、2018年に2md『Young Romance』をリリースしている。
2021年8月末からヨーロッパツアーを行う予定だ。
Roosevelt
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