Oasisのドキュメンタリー映画『Supersonic』(邦題は『オアシス:スーパーソニック』)が12月24日(土)かKADOKAWAの配給で東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。『Supersonic』は、2015年に公開されたAmy Winwhouse(エイミー・ワインハウス)の生涯を描いた映画『AMY』と同じチームによるドキュメンタリー映画で、Oasis結成から2日間25万人を集めたネブワース公演までの3年間にフォーカスしたもの。映画はギャラガー兄弟のインタビューや関係者の証言、当時のライブ映像、一部をアニメーションによって構成されているという。監督を務めたのは『グアンタナモ、僕達が見た真実』で第56回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞したMat Whitecross(マット・ホワイトクロス)。

UKとアイルランドでは10月2日に公開される。

Oasisは『Be Here Now』のリイシューが控えている。この再発は<Chasing the Sun>シリーズの第3弾で、日本では10月5日(水)10月12日(水)に発売。デラックス盤には、「Stand By Me」の未発表バージョン、Noel Gallagherが参加したThe Chemical Brothers「Setting Sun」のアコースティックバージョン、「D’You Know What I Mean?」のリワークバージョン、「My Big Mouth」のネブワース公演の音源などが収録される。

The Bootleg Beatles、The Chemical Brothers、Ocean Colour Scene、Manic Street Preachers、The Prodigyも出演したネブワース公演が行われたのは『Be Here Now』の発売前。当時未発表の「My Big Mouth」と「It’s Gettin’ Better (Man!!)」が先行してプレイされている。サプライズゲストのJohn Squireをフィーチャーした「Champagne Supernova」は唯一オフィシャルで公開されており、初回限定盤DVDに収録されている。なおセットリストは2日間とも同様で、「Rock’N’Roll Star」は演奏されていない。

Noel Gallagher自身が後に否定した出来栄えの『Be Here Now』だが、改めて聴いてみると決して悪くない。たしかに長いし、濃厚すぎる部分はあるが、名曲が揃っている。「Stand By Me」のB面に収録されている「(I Got)The Fever」「My Sister Lover」だってクセになる佳曲だ。今回のデラックス盤には「Stay Young」など『Be Here Now』期のB面曲も収録されているので是非じっくり聴きながら映画公開を待とう。

ビィ・ヒア・ナウ デラックス・エディション(完全生産限定盤)
オアシス
SMJ (2016-10-05)
売り上げランキング: 676

Latest