どうもどうも。
製作中の音楽サービスLiveRingもウェブマガジンSPEAKERSも絶賛遅れております。忙しいです。てんやわんやです。LiveRingではフロントエンドエンジニアな方を募集しております。妥協せずにやっていきますので、長い目で見ていただきたいと思います。
この記事にあるように
≫音楽ファンのTwitterやInstagramで投稿されたライブレビューを表示するインタラクティブ・レビューマップ
似たようなコンセプトをもつサービスはいくつかありますが、LiveRingは完全に差別化できているので、とにかく世に出していこうと思います。
さて、年末に入ってさまざまなメディアが今年のランキングを発表しています。大変興味深いので、とりあえず日本のオリコンチャートから見ていきましょう。
オリコンチャート アルバム
ランキングと言えばオリコンですね。
≫オリコンスタイル
≫2012年 オリコン年間アルバムランキング 50週目時点の暫定順位速報 – The Natsu Style
≫2012年 オリコン年間シングルランキング 50週目時点の暫定順位速報 – The Natsu Style
まずはアルバムから。2012年度50週目の暫定数値です。
***1位 : 116.7万枚 … Mr.Children 「Mr.Children 2005-2010<macro>」
***2位 : 110.3万枚 … Mr.Children 「Mr.Children 2001-2005<micro>」
***3位 : 102.8万枚 … AKB48 「1830m」
***4位 : *82.0万枚 … 嵐 「Popcorn」
***5位 : *76.6万枚 … EXILE/EXILE ATSUSHI 「EXILE JAPAN/Solo」
***6位 : *75.4万枚 … 桑田佳祐 「I LOVE YOU -now & forever-」
***7位 : *68.6万枚 … コブクロ 「ALL SINGLES BEST 2」
***8位 : *51.3万枚 … 安室奈美恵 「Uncontrolled」
***9位 : *50.3万枚 … 山下達郎 「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~」
**10位 : *41.4万枚 … いきものがかり 「NEWTRAL」
**11位 : *39.3万枚 … ゆず 「YUZU YOU[2006-2011]」
**12位 : *36.0万枚 … 関ジャニ∞ 「8EST」
**13位 : *33.6万枚 … 松任谷由実 「松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」
**14位 : *32.5万枚 … Kis-My-Ft2 「Kis-My-1st」
**15位 : *31.0万枚 … 西野カナ 「Love Place」
**16位 : *29.6万枚 … KARA 「スーパーガール」
**17位 : *27.8万枚 … SMAP 「GIFT of SMAP」
**18位 : *26.4万枚 … FUNKY MONKEY BABYS 「ファンキーモンキーベイビーズ4」
**19位 : *23.9万枚 … L’Arc~en~Ciel 「BUTTERFLY」
**20位 : *23.4万枚 … シェネル 「ビリーヴ」
ミスチルつえええええ。上位と下位の開き具合がすごいです。
ちなみに、メディアで結構露出してたように思うきゃりーぱみゅぱみゅですが、アルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は12.9万枚で44位。サマソニで見ましたけど、イマイチ本人がノりきれてない感じで真顔多めなのが◎でしたね。
洋楽は33位にやっと登場します。
33位 *16.3万枚 Adel「21」
40位 *13.8万枚 Linkin Park「Living Things」
48位 *12.4万枚 Carly Rae Jepsen 「Kiss」
となっています。Linkin Parkはオリコン洋楽アルバムチャートで2週連続1位でした。そういえば3rdアルバムは日本でも40万枚売ってましたから(07年の話)、安定した人気があるみたいですね。いきなり脱線しますけど、Linkin Parkってすごいですよね。ビジネス的な意味で。
公式で2007年11月から現在にいたるまでのライブ音源を販売しています。価格は$9.99。しかもファンが撮った写真や動画に公式からリンク貼ってる。素晴らしいですね。ファンが育つ素晴らしい手法だと思います。
Linkin Parkくらい金あると、自前でライブ音源販売できちゃうよね。ってかネット上で音源を販売するってウェブの知識あれば割とすぐできる気がしますね。なんとかっての使わなくても。
タワーレコード アルバム
はい。タワーレコードのも見てみます。
≫【2012ベストセラーズ】年間チャート大発表 – TOWER RECORDS ONLINE
こちらは何枚売れたのか分かりません。オリコンと見比べてみると次のアーティストがランクインしていることが分かります。
11位 ゴールデンボンバー
13位 ASIAN KUNG-FU GENERATION
15位 東京事変
16位 SEKAI NO OWARI
17位 L’Arc~en~Ciel
19位 Perfume
これらのアーティストはオリコンのTOP20に入っていません。ああ、なんとなく分かる気がします、なんとなく。
洋楽を見てみると、TOP5は
1位 Linkin Park
2位 Mroon5
3位 Adel
4位 LMFAO
5位 The Offspring
という感じ。オリコンの50位内にMaroon5の名前はなかったけどタワーレコードでは売れているご様子。Carly Rae Jepsenは14位で、オリコンとはちょっと違うみたいですね。
オリコンチャート シングル
次にオリコンチャートをシングルで見てみます。
***1位 : 182.0万枚 … AKB48 「真夏のSounds good !」
***2位 : 143.7万枚 … AKB48 「GIVE ME FIVE!」
***3位 : 129.9万枚 … AKB48 「ギンガムチェック」
***4位 : 120.3万枚 … AKB48 「UZA」
***5位 : *64.9万枚 … 嵐 「ワイルド アット ハート」
***6位 : *62.0万枚 … 嵐 「Face Down」
***7位 : *59.3万枚 … SKE48 「片想いFinally」
***8位 : *58.6万枚 … SKE48 「キスだって左利き」
***9位 : *58.2万枚 … SKE48 「アイシテラブル!」
**10位 : *55.9万枚 … 嵐 「Your Eyes」
**11位 : *44.9万枚 … NMB48 「ナギイチ」
**12位 : *38.9万枚 … NMB48 「ヴァージニティー」
**13位 : *37.6万枚 … NMB48 「純情U-19」
**14位 : *37.5万枚 … エイトレンジャー 「ER」
**15位 : *35.4万枚 … Kis-My-Ft2 「WANNA BEEEE!!!/Shake It Up」
**16位 : *34.7万枚 … NMB48 「北川謙二」
**17位 : *32.1万枚 … Kis-My-Ft2 「We never give up!」
**18位 : *32.0万枚 … 関ジャニ∞ 「愛でした。」
**19位 : *30.5万枚 … NEWS 「チャンカパーナ」
**20位 : *29.1万枚 … Hey!Say!JUMP 「SUPER DELICATE」
**21位 : *27.9万枚 … Kis-My-Ft2 「アイノビート」
**22位 : *27.6万枚 … Mr.Children 「祈り ~涙の軌道/End of the day/pieces」
**23位 : *24.2万枚 … EXILE 「ALL NIGHT LONG」
**24位 : *24.2万枚 … Kis-My-Ft2 「SHE!HER!HER!」
**25位 : *24.1万枚 … 乃木坂46 「走れ!Bicycle」
**26位 : *23.9万枚 … 関ジャニ∞ 「あおっぱな」
**27位 : *22.1万枚 … 乃木坂46 「おいでシャンプー」
**28位 : *21.1万枚 … 乃木坂46 「ぐるぐるカーテン」
**29位 : *20.5万枚 … EXILE TRIBE 「24karats TRIBE OF GOLD」
**30位 : *20.3万枚 … キム・ヒョンジュン 「HEAT」
はい、ありがとうございます。もはやランキングの意味がないですね。
このあとに続くのもAKBとその仲間たち、ジャニーズ、K-POP(どうでも良いけどK-POPって、日本語で歌ってたらJ-POPだよね)。そして何が悲しいって新人が全然上位にいないことですよね。これはCDなんでアレですけどね。
オリコンやタワレコは売上枚数という事実が判断材料ですが、このようにランキングが固定されると、それはもうランキングの意味をなしていないですね。ランキングというのは複数の競争者がいて変動するから面白い。だがこのようにオリコンのトップにランクインするのはいつも同じ、ついでにMステに出てる人はだいたい一緒です。オリコンTOP10に入った!Mステでた!にもうあんまり意味がないんですね。マスだけどメインストリームではない、小さな村のお話になってしまいますからね。これでは上位と下位で差は開く一方ですよ。
枚数や売上といった計測ではなく、純粋な人気を計るという民主的な指標のほうが今は必要とされているのではないでしょうか。積極的に好みにあった楽曲を探しに行く!という人は多くありません。そうなると主にマスメディアが楽曲に出会う場になるのですが、マスメディアのランキングや出演者がこの有り様だと新しい楽曲に出会わないわけですよね。もうこれは負のスパイラルです。マスメディアは売れてるアーティストを出さないと広告収入を得られない、でもその売れてるアーティストはマスメディアによって左右されるという。そしてこのムラに飽きた人たちは音楽に出会う場がなくなっていく…。もちろん極論ですけどもね。
早く市場を作らないとどんどん縮小しますよ。音楽は必需品ではないので、市場を作らないといけないんです。っていうかもうCDの売上枚数を集計することに意味はないんじゃないの。もう音楽は共有されている。ツイート数やいいね数、YouTubeの再生回数、ストリーミング再生回数、共有の勢いは有効な指標になると思いますね。そこにダウンロードを含め、各メディアの得点を比率を変えて集計したほうがまだランキングとして面白いでしょう。ってかやれよ。
(追記)
ちなみにUKチャートはオンエアだけでなく、YouTube、Spotify、Last.fm等ストリーミングもチャートに反映されてます。
らしいです。榎本さんのツイートから。
もうこうなると音楽メディアの個性的なランキングのほうがおもしろいですよね。
NMEが今年のベストトラック、ベストアルバムを発表しています。なんでこれが◯位なんだよ圏外だろおい!1位はこれだろ!っていう楽しみがありますよね。個人的には主観的なランキングこそ新しい音楽に出会う場だと思っています。
≫Best Albums of 2012
≫Best Tracks of 2012
NME、試聴がSpotifyですよ。もはや。アルバムがその場ですぐにフル視聴できてしまいます。PasteにいたってはRdioです。かすりもしねぇよおい。去年はYouTubeだったじゃないかよお前ら…
そういえばRdioはモバイルアプリをリニューアルしたみたいですね。日本じゃ使えないけどもね。
≫New Rdio Apps for iOS and Android Are Here
Spotifyのランキング
ほいじゃあそのRdioとかSpotifyとか、楽曲を「購入」するのではなく、無料でストリーミングされる=純粋に聞かれる回数のみのランキングはどうなんだろうねって。もちろん日本の曲は入ってないんですけどね。
≫音楽ストリーミングのSpotify、2012年に最も再生された音楽トップ10を公表
≫Spotify reveals the most streamed songs, albums and artists of 2012. Can you guess what they are?
それじゃあ最もストリーミングされた曲とアルバムから。回数は知らん。
Most-streamed tracks of 2012 (global)
1. Gotye featuring Kimbra – ‘Somebody That I Used To Know’
2. Carly Rae Jepsen – ‘Call Me Maybe’
3. Fun. featuring Janelle Monáe – ‘We Are Young’
4. Flo Rida – ‘Whistle’
5. Flo Rida featuring Sia – ‘Wild Ones’
6. Train – ‘Drive By’
7. Nicki Minaj – ‘Starships’
8. Maroon 5 featuring Wiz Khalifa – ‘Payphone’
9. David Guetta featuring Sia – ‘Titanium’
10. Loreen – ‘Euphoria’Most-streamed albums of 2012 (global)
1. David Guetta – ‘Nothing But The Beat’
2. Gotye – ‘Making Mirrors’
3. Drake – ‘Take Care’
4. Lana Del Ray – ‘Born To Die’
5. One Direction – ‘Up All Night’
6. Fun. – ‘Some Nights’
7. Rihanna – ‘Talk That Talk’
8. Coldplay – ‘Mylo Xyloto’
9. Carly Rae Jepsen – ‘Call Me Maybe’
10. Flo Rida – ‘Wild Ones’
いやぁほんと、2012年はGotye無双でしたね。Kimbraもそうとう露出したよね。Kimblaってワールドデビューしたの今年の6月でしたっけ?デビューアルバム自体は2011年にリリースされてました。まぁでもSXSW2012で話題になったりしてたみたいだけど、Gotyeにフィーチャリングされたのは強かったよね。
次はSpotifyユーザーによって最もシェアされた曲。
Most-shared tracks by Spotify users (the most-shared tracks to Facebook, Twitter or Tumblr; global)
1. Gotye ‘Somebody That I Used To Know’
2. Carly Rae Jepsen ‘Call Me Maybe’
3. Fun. ‘We Are Young – feat. Janelle Monáe’
4. Flo Rida featuring Sia ‘Wild Ones’
5. David Guetta ‘Titanium – feat. Sia’
6. Flo Rida featuring Sia – ‘Whistle’
7. Train – ‘Drive By’
8. Maroon 5 – ‘Payphone’
9. Rihanna – ‘We Found Love’
10. Michel Teló – ‘Ai Se Eu Te Pego – Live’
まぁだいたい一緒ですわな。ここにPSYがないってのが面白いですよね。PSYは曲としてではなく、ビデオやダンスやパロディーも含めて1つのショーだったんじゃないでしょうか。曲としてはそんなに魅力がないのかもね。YouTubeのビジュアルありきなんでしょうね。知らんけど。と言ってもPSYはビルボードのHot100で上位なので、エアプレイの割合が大きとはいえ、売れてることには売れてるんでしょうね。訂正。200万枚以上売れてました。下半期はやはり少ないみたいです。総合でPSYは24位だとか。よくわからん。
次は最もストリーミングされた女性アーティスト。
Most-streamed female artists (global)
1. Rihanna
2. Nicki Minaj
3. Adele
4. Lana Del Ray
5. Katy Perry
6. Carly Rae Jepsen
7. Beyonce
8. Taylor Swift
9. Loreen
10. Kelly Clarkson
こちらは男性アーティスト
Most-streamed male artists (global)
1. David Guetta
2. Flo Rida
3. Eminem
4. Skrillex
5. Gotye
6. Drake
7. Pitbull
8. Jay-Z and Kanye West
9. Chris Brown
10. Avicii
そしてバンド。
Most-streamed bands (global)
1. Coldplay
2. Maroon 5
3. Fun.
4. Mumford and Sons
5. Florence and the Machine
6. Linkin Park
7. LMFAO
8. One Direction
9. Train
10. Glee Cast
LMFAOは「Party Rock Anthem」しか知らんけど、去年だよね流行ったの。違う?元記事をちゃんと読んでいないことがよく分かりますね。
ColdplayもなんかEDMっぽいのあったよね。これEDMって言わないのかな。
ということでまぁ単純に新しい曲をリリースするとかアルバムをリリースするとか、ツアーやるとか、そういうとき一番聴かれるんだねって話ですね。当たり前なんですけど、売れたものだけを見てると分からなくなりますよね。あとは、オリコンやタワレコのチャートでランクインしていた洋楽アーティストと世界が聴いてるアーティストに違いがある、あるいは日本では聴かれていないことが分かりますね。
Shazamのランキング
Shazamを知ってる方も多いと思いますけど、スマートフォンに曲を聴かせると検索してくれるアプリですね。聴かせることをタグ付けって言うんですけど(たぶんね)、2012年に最もタグがついた曲とアーティストが発表されていました。
Top tagged songs of 2012 (global)
1. Gotye (featuring Kimbra), “Somebody That I Used to Know” (14.9M tags)
2. Fun. (featuring Janelle Monae), “We Are Young” (8.1M tags)
3. David Guetta (featuring Sia), “Titanium” (5.8M tags)
4. Carly Rae Jepsen, “Call Me Maybe” (5.7M tags)
5. Flo Rida, “Good Feeling” (5.1M tags)
6. Rihanna (featuring Calvin Harris), “We Found Love” (4.9M tags)
7. Alex Clare, “Too Close” (4.9M tags)
8. Train, “Drive By” (4.3M tags)
9. Flo Rida (featuring Sia), “Wild Ones” (4.2M tags)
10. Ellie Goulding, “Lights” (4.2M tags)
ここでもGotye。Fun.は米NYインディーズロックバンド。今年米iTunes総合シングル曲ランキングで連日第1位を叩き出し続け、米ビルボード・デジタル・ソングス部門で第1位を獲得。そのシングル曲「We Are Young」は米ビルボード総合シングル曲ランキング「Hot 100」で第1位を記録。ロックバンドがデビュー曲で「Hot 100」のトップになるのは10年ぶりなんだってさ。
≫ロックバンドFun.「We Are Young」が米ビルボードデビュー曲で第1位、ニッケルバック以来10年ぶりの記録的快挙
Alex Clareって全く知りませんでしたけど、IE9のCMに使われてたみたいですね。
続いてアーティスト別。
Top tagged artists of 2012 (global)
1. Rihanna (15.1M tags)
2. Gotye (14.5M tags)
3. David Guetta (13.7M tags)
4. Adele (12.1M tags)
5. Maroon 5 (9.9M tags)
6. Flo Rida (9.8M tags)
7. Pitbull (7.9M tags)
8. Fun. (7.8M tags)
9. Katy Perry (7.7M tags)
10. Train (6.6M tags)
まぁこれもだいたい一緒ですね。どんだけって感じですね。
Last.fmのランキング
ほいじゃあLast.fmは、と思ったんですが、2012年の年間チャートはまだないみたいですね。
代わりと言うか、代わりにはならないんだけど、RANKRっていうサービスが暇つぶしに最適なのでオススメします。
世界各国のLast.fmで再生された曲の週間ランキングを順番にYouTube動画で再生してくれます。
左がアメリカ、右がイギリスです。クリキャスがアルバム出したんで聴かれてますね。極端ですね…。
アメリカはなんかこう、みんな聴いてるのが一緒ってイメージあります。アメリカのTOP50にはPSYはいませんでした。別にDisっているわけではなくて、騒がれてるから聴かれてるかっていうとそんなこともない例として。つっても今はもう下火なのでこのLast.fmのランキングからはそこまで読み取れないけど。
画像が適当ですみませんね。。。左が日本。右がドイツ。ドイツはイギリスを抜いて世界第3位の音楽市場をもっています。
日本では宇多田ヒカル、強いです。エヴァンゲリオンの主題歌「桜流し」がYouTubeで公開1日で100万再生を越え、iTunesとレコチョクで1位。これはオリコンチャートやタワーレコードのランキングからは全くわかりませんよね。
そもそもLast.fmのユーザーがどんな人達なのか分かりませんが、日本は世界のトレンドどこ吹く風。面白いですね。むしろ良いんじゃないでしょうか。RANKRを見る限り、洋楽は25位に、しかもOasisの“Don’t Look Back In Anger”…。いつの曲やねんって感じですね。
↑はLast.fmのものです。RANKRは今現在のチャートとはズレがあるみたいですね。今はももクロがきてます。
まぁLast.fmのものは週間ランキングなのですが、オリコンチャートやタワーレコードのランキングと合わせて考えてみると、最も聴かれているアーティストはMr.Childrenと宇多田ヒカルがTOP2って感じではないでしょうかね。
オリコンとタワレコは年間、SpotifyとShazamはグローバルで年間、Last.fmは週間、しかもどれも上位しか見ていないので一概にどうだとは言えないですし、比較対象がめちゃくちゃです。しかし、オリコンチャートがランキングとして機能していない、音楽に出会う場として機能していない、実態を反映したものではなくなってきている、というのは間違いないと思います。
結論
本音を言うと、本当に聴かれている音楽なんてどうでもよくて、自分が聴きたくなる音楽はどこにあるのかって話ですよね。どこに行けば会えるのか。
でも曲を探しに行く人なんて少ないですから、教えてくれないと市場はどんどん縮小していく。売り上げベースのオリコンチャートやMステの固定された出演者ではなく、もっと民主的な指標が必要なんじゃないでしょうか。日本の場合、そういったものがないような気がしますね。TSUTAYAのランキングは当てになるかもしれないですね。見てないので何とも言えませんが。
その点でビルボードは結構は面白いんですけど、書いた時点で完全に忘れてました。これ続きます。次回はビルボードとオリコンチャートとカラオケの比較でもしてみましょうか。やっぱメディア力(?)だと思うんだよね。あるいは人をメディア化させるか。
なんだか結局以前書いたこういう話に
≫音楽SNSって音楽に特化してるからつまらないんじゃね?
今作ってるウェブサービスLiveRingのティザーですよ。よろしくね。一緒に作っていただけるエンジニアを探しております。よろしくお願いします。
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