Glasonbury Festival

Glastonbury Festival(グラストンベリーフェスティバル)は2022年まで開催できないかもしれないと主催者であるMichael Eavis(マイケル・イービス)がITV Newsに語っている。

Michael Eavis says he is uncertain next year’s festival will go ahead

イギリスを代表する音楽フェスティバルであるグラストンベリーは、Taylor Swift, Paul McCartney, Kendrick Lamarをヘッドライナーに、2020年6月で50周年をむかえるはずだった。しかし新型コロナウィルスの流行のため、3月に開催中止を発表。チケットの購入者は2021年のフェスティバルに参加することができることになっている。

マイケル・イービスによると、チームは2021年の開催に向けて努力しているが、25万を動員するフェスの開催は不確かで、希望的観測だという。

500 people is ok isn’t it. But my job, 250,000 altogether is too many people I suppose isn’t it really.

I’m still hoping I’m going to be running next year and I’m going to be moving heaven and earth to make sure that we do.

ITV News West Country

多くのフェスティバルが経済面から、その存続が危ぶまれている。上記ITV Newsのインタビューでイービスはグラストンベリーの将来について、楽観的であり、より強くなって戻ってくると確信していると述べた一方、The Gardianのインタビューでは、2020年のダメージは非常に大きく、フェスティバルが再び開催できないとなると破産の恐れがあることを明かしている。

Michael Eavis: Glastonbury could go bankrupt if it can’t be staged in 2021

実際のところ、多くのフェスティバルが経営難に陥っている。アメリカ・オースティンのSXSWでは50名ほどの従業員を解雇したことが明らかになった。

SXSW Lays Off One-Third of Employees in ‘Heartbreaking’ Step

6月にマイケル・イービスは接触確認アプリによって開催を実現できると述べていた。その仕組は、NHS(国民保健サービス)にリンクされたアプリを使用して、入場前にチケット所有者が追加のセキュリティゲートでウイルスに感染していないことを証明する、というもの。

しかし先行きは不透明だ。イギリスは独自で開発していた中央集権型の接触確認アプリを導入する予定だったが、テストでうまく機能せず方向転換。AppleとGoogleの濃厚接触通知APIを採用すると発表していた。

英国もコロナ追跡アプリでAppleとGoogleのAPI採用に方向転換「Appleがシステムを変更しないので」
Michael Eavis says track-and-trace coronavirus app could be future of Glastonbury

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