via coolmine.net

イギリス・ウォリックシャー出身のシンガーソングライター、Lucy Rose(ルーシー・ローズ)の初来日公演が決定した。今回は11月16日(水)渋谷7th FLOOR、11月17日(木)新代田FEVERの2公演。東京のみだが、あの歌声を生で聴ける貴重な機会。COOLMINEにて、9月19日(月・祝)23:59まで先行抽選中。一般販売は10月1日から各プレイガイドにてスタートする。いずれも¥4,800(税込)で、オープン19:00、スタート19:30。

日本でLucy Roseと言えば、Xperia™ Z1のCMでのPrimal Scream「Movin’ on Up」カバーや、漆原友紀原作のアニメ『蟲師 続章』の主題歌「Shiver」が有名。素直なリリックと春のような歌声は一瞬で引き込まれるし、「Shiver」にいたってはミュージックビデオの破壊力も相まって「ありのまま生きていこう」という気持ちに…。

アルバム未収録の「Movin’ on Up」カバー

「Shiver」

デビュー曲「Middle Of The Bed」

CLASHのインタビューによると、元々母親が趣味で音楽をやっていた影響もあり、学生時代にオーケストラに参加した彼女はサックスやクラリネット、ドラムをはじめたという。やがてお金を貯めてギターを手に入れると作曲にとりかかり、18歳でロンドンへ移住。小さなギグや様々なミュージシャンと活動する中でBombay Bicycle ClubのフロントマンJack Steadmanと出会い、そこでアルバム『Flaws』にバックボーカルとして誘われた。『Flaws』の中でも彼女の歌声は特別な存在感を放っているので是非聴いてみてほしい。

「Flaws」

Bombay Bicycle Clubとの交流は続き、2011年のアルバム『A Different Kind of Fix』にも参加。一方彼女自身は2012年にColumbia Recordsとサイン、同年9月にデビューアルバム『Like I Used To』をリリースした。デビュー作はUKアルバムチャート初登場13位とソロキャリアは素晴らしいスタートをきり、翌年には上述のPrimal Scream「Movin’ on Up」のカバーを披露、さらにManic Street Preachersのアルバム『Rewind The Film』収録の「This Sullen Welsh Heart」でバックボーカルで務めるなど活躍、2014年には再びBombay Bicycle Clubと『So Long, See You Tomorrow』で共演。2015年に2ndアルバム『Work In Out』をリリースした。こちらはUKアルバムチャート初登場9位。美しい歌声でじっくり聴かせる彼女の持ち味が活かされたフォークソングは相変わらず素晴らしいが、「Our Eyes」のようなインディーロックテイストなナンバーだって最高だ(ちなみにNeil YoungとJoni Mitchellからの影響を公言している)。

「Like An Arrow」

「Our Eyes」

来日公演についてはCOOLMINEをチェック。この感じ(?)で来年のフジロック出て欲しくないですか…。


Lucy Rose
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