先日お伝えしたように、23日に京都精華大学ポピュラーカルチャー学部音楽コース1年次、永田純さんの講義でゲストで喋ってきました。その前日の22日、客員教授である細野晴臣さんの特別講義があり、せっかくなのでチェキってきました。

そのときのレポートが京都精華大学のブログにアップされています。
レコーディングの歴史と細野晴臣さんの求める音 | 京都精華大学ブログ

自分もメモしていたので、ここで共有させていただきます。読み返すとよく分かりませんな…。

いい音楽がちゃんと売れる時代だった50年台。レーベルが個性をもっていた、ナッシュビルだったりメンフィスだったりニューオリンズだったり。
大企業にカラーはないが、アーカイブは消えることがない。音楽シーンを見て面白くできるのは第3者の目。

音響の話
部屋鳴りが大事。50年代がピーク hi-fi 30年代、音のバランスはミュージシャンによって違う ライブレコーディング 何にもしないでいい音 レベルが高い
はっぴいえんど、1枚目が2トラック、2枚目が4トラック、3枚目が8トラック
ヒット曲のシングル盤はモノラル、音が豊かに聴こえる 音楽的にはステレオはどうよ、モノの力強さ
70年代マルチレコーディングが終わった
ほんとにいい音はスタジオじゃないかもしれない、例えば映画館 フランク・シナトラ、部屋なりが素晴らしい、キャピタルの初期の頃 YMOの1枚目はミックスに駄目だしされた エコーがダメだと アル・シュミットが好きなエコーがナンバー4 壁に水が流れている、それを調節する それくらいエコーにこだわってた時代もある

デジタルパフォーマーというシーケンサー オーディオプロセッサーをずっと使っている
ドリス・トロイ
日本のCDの音がよくない 音質で聴かせている エンジニアリングを勉強するべき。ネプチューンズとブリトニー・スピアーズのやつ、ジャスティン・ティンバーレイク、音が良い。鎖国ですからここ。

異質なものを取り入れいってください
スペード・クーリー テリー・メルチャー
Sanford Clark、ロカビリー歌手
ダイナ・ショア
Judie Tzuke

i see you again / Stina Nordenstam

そんな感じです!ゆったりとマイペースなお話が印象的でした。最後はStina Nordenstamの「I See You Again」を流しながら静かに去っていかれました。ちゃんとメモってれば良かった…。

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