アメリカのシンガーソングライターKevin Morby(ケヴィン・モービー)の4thアルバムCity Musicがリリースされている。
今作はツアーで訪れた都市にインスパイアされ、カリフォルニアにある彼の自宅スタジオでレコーディングされたという。一聴しただけで一緒に町を歩きたくなる、温かな懐かしさと上品さをもったインディー・フォークだ。穏やか気持ちになれる。
ゲストには、Hand HabitsことMeg Duffy、Kevin Morbyがボーカル/ギターを務めるブルックリンのロックバンドThe Babies(活動休止中)のドラマーJustin Sullivan、プロデューサーにはTahiti 80、Foxygenを手がけてきたシンガーソングライターのRichard Swiftが参加している。Richard Swiftはプロデュースのほか、ドラム、パーカッション、オルガン、バックコーラス、ピアノ、ベースを担当している。
NPRでは本人による収録曲の解説が公開されている。合わせてチェックを。
Kevin Morby Explains His New Album, ‘City Music’ Track By Track
Kevin Morbyは、ブルックリンのフォーク・ロックバンドWoodsを脱退してからコンスタントに作品をリリースしている。2013年のデビュー作Harlem River、2014年の2ndStill Life、Dead Oceansから2016年にリリースされた前作Singing Saw、どれも音楽ファンやメディアからの評価が高い。特にSinging Sawは、Pitchfork、Uncut、Mojoに高く評価されている。音楽メディアが高く評価したからなんだって話だが、実際に中身が素晴らしいので良いだろう。今作だって、2017年のベストアルバムの一枚だ。
日本盤はHOSTESSからリリース。ボーナストラック、ダウンロードコード付ステッカー封入、歌詞対訳、ライナーノーツが付いている。
現在ツアー中だが、来日のアナウンスはない。来年あたりのフジロックで見れられないものだろうか。
Kevin Morby
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