Kanye West、フジロックをキャンセル

2014/04/03

悲報、Kanye WestがFUJI ROCK FESTIVAL’14の出演を急遽キャンセル。新作にかなり力を入れているということで、前々からそんな雰囲気はあったのですが、実際クソウルトラショックでなりません。まぁでも神になられたカニエさんはさらなる高みに到達なさるでしょう。新作に期待していきたいです。

FUJI ROCK FESTIVAL’14に出演を予定しておりましたカニエ・ウェストは、アーティストの都合により急遽出演キャンセルとなりました。
今回の出演を楽しみにして頂いていた皆様には、出演が中止となりましたことを深くお詫び申し上げます。

尚、この出演キャンセルに伴うチケットの払い戻しはございません。

この度は、このような事態となりましたことを重ねてお詫び申し上げますと共に、引き続きFUJI ROCK FESTIVAL’14を何卒よろしくお願い致します。

FUJI ROCK FESTIVAL’14 事務局

出展：FUJI ROCK FESTIVAL’14

Kanye Westと言えばプロデューサーとしての手腕も高いアーティストとして知られています。2001年にJAY ZのRoc-A-Fellaとプロデューサーとして契約。多忙になり大学を中退します。2002年に交通事故にあい、口の中にワイヤーを入れなければならないほどの大怪我を負います。

この時の経験を歌ったのが「Through The Wire」。ラッパーとしてのデビュー・アルバムとなった2004年リリース『The College Dropout』に収録されています。

この中で「炎のようにアツい音楽を作って、魂のライムを放つ、このワイヤーを通して」とアツいラップをしています。大変マーベラスな楽曲となっていますので、是非確認を。

わたくし、『The College Dropout』からKanye Westのファンでして、ラップのスキルはまだ熟成していなかったものの、当時からJAY Z引退後のラップシーンを担う才覚がありました。個人的に完全にツボにハマった作品。今でもクラシックだと思っています。

そして2006年、2nd『Late Registration』をリリース。48回グラミー賞ではアーティスト、ソングライター、プロデューサーとして合計8部門にノミネーションし、3部門を受賞。これまたよく出来たアルバム。『The College Dropout』と合わせて人生で一番聴いたアルバムTOP 10に入ります。

2007年にはTERIYAKI BOYZのシングル「I still love H.E.R. feat.KANYE WEST」にプロデューサーとラップで参加。カニエ節全開ですね。Mステに出演しちゃったりしてました。クソなつかしいなおい。

2007年9月に3rd『Graduation』をリリース。50 Cent『Curtis』と同日発売ということもあり、両者気合いが入りまくり、メディア煽りまくり。結果はカニエが90万枚、50 Centが70万枚と売上では勝利を納めますが、その内容は50 Centのほうが良かったかなという印象でした。そういえば、なぞに日本語がでてくるDaft Punk「Stronger」のMVも話題になりましたね。

2008年にオートチューンを駆使した4th『808’s & Heartbreak』をリリース。なんか知らんけど普通に歌い始めました。

2010年に5th『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』をリリース。これまたくそ最高なアルバムでした。Pitchfork、Rolling Stone、SPINなどは最高級の評価をしており、個人的にも2010年のベストでございます。『Yeezus』よりも良かったくらい。