今回ご紹介するのは英オックスフォードのHugo Manuelを中心としたインディー・ロック・バンド、Jonquil。サウンドはZulu Winter、Hooray For Earthあたりが近いでしょうか。

フロントマンのHugo Manuelは幼い頃からピアノに触れ、作曲をしてきました。当初、クラシックなロックンロールなどに強い興味がありましたが、徐々にコンピュータを使用したものに移っていきます。今ではAphex Twinやジャーマンテクノが大好きだそう。ベッドルームで作曲を続け、友人とJonquilと原型となるバンドをスタート。2枚のEP『Sunny Casinos』(06年)、『Lions』(07年)をリリースし、2009年にアルバム『Whistle Low』をリリース。2010年に2nd『One Hundred Suns』、2011年にBlessingforceより3rd『Point Of Go』をリリースしています。どれも良作。『Point Of Go』のジャケよい。

また、Hugo ManuelはJonquilとしての活動のかたわら、2010年からChad Valleyというソロプロジェクトを開始します。同じく英オックスフォードのFoalsの「Spanish Sahara」のリミックスを手掛けたことで注目を集め、2010年にデビューEPをスウェーデンの名門Serviceの姉妹レーベルCascineからリリース。2012年にアルバム『Young Hunger』をリリース。NMEは「Toro Y MoiへのUKからの回答」などと評しているようです。こちらも是非チェックを。2013年にはジャパン・ツアーもしていましたね。

というわけで別に最近の作品ではありませんが、やっとちゃんと聴いたので書きました。


Jonquil
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