ミニアルバム『Petals』で日本デビューを果たし、<Summer Sonic 2015>への出演が決定している英国ブラックプール出身のロックバンド、DARLIA(ダーリア)。
古臭く、特に新しくもなんともないのだが、結局こういうのに惹かれてしまいがちな俺悔しい。ここ日本では「オアシス、ノエル・ギャラガーのマネージメントの秘蔵っ子」という触れ込みで売り込まれているが、あの界隈が推しているものは古臭くなりがちで、あんまり売れないのがいつものパターン。NMEで推されるというところもセット。
マネージメントはIgnition。Ignitionと言えばOasis、Noel Gallagher’s High Flying Birds、Super Furry Animalsがまず思い浮かぶが、Catfish and The BottlemenやDive Inなど、UKで存在感をキープしている若手バンドも所属している。
うーん、この……。ソングライティングを手掛けているVo/GtのNatan Dayは、影響を受けたアーティストとしてOasisとNirvanaを挙げている。まんまやん。そのサウンドを最近のバンドで例えると「グランジの混ざったPeace」って感じだろうか。正真正銘のUKロックで、ちょいちょい熱狂できるポイントがある。元気がないと言われているUKロックシーン/インディーシーンの復権を期待できるRoyal Bloodほどパワフルな存在では決してないし、売れないとも思う。それでもギターロックで果敢に攻める姿勢は大好きだし、やっぱりカッコイイ。
DARLIA
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