青天の霹靂とも言えるDaft Punkの解散。
Thomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)とGuy-Manuel de Homem-Christo(ギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト)によるダンスミュージックデュオはなぜその結論に至ったのか、未だに理由は明かされていない。
そんなベールに包まれたデュオのドキュメンタリーがあることを知った。『Daft Punk Unchained』だ。HuluとU-Nextで配信されている。
このドキュメンタリーは2015年6月にフランスで、2016年2月にイギリスで放映されたもの。
メロディメーカー誌に酷評されたバンドDarlin’、トーマの父の存在、1993年のデビュー、ヴァージンとの先進的な契約、マスク誕生秘話、コーチェラでお披露目されたピラミッド、4thアルバム『Random Access Memories』、夢のコラボレーションとなった第56回グラミー受賞式まで、先駆的な彼らのキャリアが記録されている。
Daft Punkの2人はこのドキュメンタリーのための新たな映像を撮り下ろしたり、コメントを寄せることはしていない。ドキュメンタリーは過去に記録された素顔のテレビ出演やラジオでのトークのほか、レーベル関係者、Skrillex、Pharrell Williams、Kanye West、Giorgio Moroder、Nile Rodgers、Michel Gondry、松本零士らの証言で構成されている。
Pharrell Williamsをもってして「人間離れしている」言わせるDaft Punk。彼らが一体どれほどすごいアーティストだったのか、どういう道を歩いてきたのか、このドキュメンタリーではその一面を覗くことができる。
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