パリを拠点に活動するThomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)とGuy-Manuel de Homem-Christo(ギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト)によるダンスミュージックデュオ、Daft Punkが「Epilogue」と題したビデオをYouTubeで公開。28年間の活動を終え、解散したことが明らかになった。音楽メディアのPitchforkが長年広報を担当しているKathryn Frazier氏に確認した。理由は明らかにされていない。
8分に及ぶこの「Epilogue」は、Daft Pankが監督した2006年のSF映画『Electroma』の一部が使用されている。『Electroma』はDaft Punk扮する2人のロボットが人間になろうと旅をする物語になっている。引用されたのは後半のシーン。
シルバーのロボットの爆発スイッチを押したゴールドのロボットは夕日に染まる砂漠を歩き続ける。2013年リリースの『Random Access Memories』収録曲「Touch」が流れると「1993-2021」と彼ら活動期間が表示される。
フルアルバムは『Random Access Memories』、ツアーは2006〜2007年の「Alive」がラストとなった。「Alive」では2006年のSummer Sonic、2007年の単独公演で来日している。
Daft PunkはKanye Westの「On Sight」「Black Skinhead」「I Am A God」「Send It Up」、TheWeekndの「Starboy」「I Feel It Coming」オーストラリアのロックバンドParcelsの「Overnight」などのプロデュースでも知られている。
メンバーはそれぞれソロプロデューサーとしても活動している。トーマ・バンガルテルArcade Fire(アーケイド・ファイア)の「Everything Now」のプロデュースの他、Gaspar Noé(ギャスパー・ノエ)監督作の『CLIMAX クライマックス』へ楽曲提供をしている。ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストはKavinskyの「Nightcall」、Charlotte Gainsbourgの「Rest」、The Weekendの「Hurt You」をプロデュースしている。
ライブが見たかった。
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