カリフォルニア州インディオのエンパイアポログラウンドを会場としたアメリカ最大級の野外フェス Coachella Valley Music and Arts Festival（コーチェラ・フェスティバル）が2021年の開催を断念し、2022年4月に開催されることなった。米メディア Variety が関係者からの情報として報道した。
コーチェラの姉妹フェスとも言えるカントリーミュージックを中心とした Stagecoach Festival（ステージコーチ・フェスティバル）も同様に2022年4月に開催されると見られている。これでコーチェラとステージコーチの延期は4度目となる。2020年4月から10月へ、そこから2021年4月に、そして未発表ながら2021年10月に延期されていた。
チケット保持者には2月時点でメールが送られており、そこにはアップデートを発表するために懸命に取り組んでいると書かれていた。チケットのロールオーバー、払い戻しについては後日発表されるはずだ。
プロモーターのGoldenvoiceとその親会社AEGPresentsは、Varietyのコメントの要求に応じていない。
一方で開催を発表しているフェスもある。
ネバダ州ラスベガスのLife is Beautiful Music & Art Festival（ライフ・イズ・ビューティフル）は9月17日から19日にかけて開催予定。
またカリフォルニア州サンフランシスコの Outside Lands（アウトサイド・ランズ）は10月29日から31日にかけて開催予定となっている。
バイデン大統領は日本時間3月12日に演説を行い、アメリカは十分にワクチンを確保できており、5月1日までに成人の希望者全員にワクチンを接種できる体制を整えると表明している。
アメリカでは新規感染者は減少傾向にはある）。イギリスのように、大統領の発表はエンターテイメント業界にとって希望の光に見えるだろう。とはいえ予断を許さない状況には変わりがない。
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