Photo : Calvin Harris

Calvin Harris

Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)が新作アルバムFunk Wav Bounces Vol. 1をリリースした。

今までカルヴィン・ハリスをEDMと嫌悪していた音楽ファンも最高にクールな夏を過ごせる。すでに多くのミュージシャンやジャーナリストたちが反応しているように、サウンドもソングライティングも素晴らしい作品に仕上がっている。プレイヤーとして戻ってきたカルヴィン・ハリスが参照したのはファンク・ディスコ・R&B・ヒップホップ。彼の作り出した2017年のブラックミュージックはどんな場面にもハマる聴きやすさとシンプルさ備え、それでいて陽気すぎない気だるさが心地よい。永遠に聴いていられる。

このアルバムを聴くと「つまり今の音楽はこういうことだろ」と言われているような感覚になる。音楽シーンの地ならしをしてしまったような作品だ。Funk Wav Bounces Vol. 1はDaft PunkのRandom Access Memoriesと同じくらいの衝撃をもって――ただし全く違う役割で――10年代の音楽史に記録される作品になるだろう。

今作についての評はライターの照沼健太さんによる【速報】音楽は再び世界の中心となる。カルヴィン・ハリス新作『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1』に寄せて、そして日本盤で解説を書かれている宇野維正さんによるカルヴィン・ハリスの2017年の新作は、10年後のシーンの鍵を握るをぜひご覧いただきたい。

Calvin Harris – Feels feat. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean
インストバージョンを公開している

新たな扉

そのサウンドは

タイム感の統一

日本でのヒット

国内盤には解説(宇野維正)、歌詞、対訳(渡辺志保/Kana Muramatsu)がついて税込み¥2,160となっている。Amazonでは高騰しているようなので、お近くのショップでの購入をオススメする。

ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1
カルヴィン・ハリス
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カルヴィン・ハリスは8月19日(土)SUMMER SONIC TOKYO、8月20日(日)SUMMER SONIC OSAKAに出演、ヘッドライナーを務める。今年のフェス出演は現在のところSUMMER SONICのみのはず。非常にレアだ。Kehlani(ケラーニ)のゲスト出演にも期待してしまう。

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