ミュージック・レヴュー・サイト「Mikiki」がローンチ
Mikiki
ざっと見る感じかなりコアなリスナーにむけたメディアという印象です。投稿を受け付けているようなので、是非チェックしてみてください。
この度、タワーレコードでは新たにミュージック・レヴュー・サイト「Mikiki」を立ち上げることとなりました。「Mikiki」のコンセプトは、音楽をもっと聴きたい、知りたい、楽しみたい人のための〈読んで〉〈聴ける〉ミュージック・ガイド・メディア。音楽好きを自負するタワーレコードが、“目利き”ならぬ音楽の“耳利き”として、ネット上にボーダレスに広がり続けるあらゆる音楽を、音楽好きの目線で取り上げて紹介していくサイトです。
また、タワーレコードが編集・発行しているフリーマガジン「bounce」と「intoxicate」の作品レヴューやインタヴュー、特集なども掲載します。
「これいいよね!?」という共感を形にした、大の音楽好きによる音楽好きのための新たな“The Best Place to Find Music”となる音楽メディア、それが「Mikiki」の目指すところです。
音楽情報メディアって読んでますか?
対談:音楽情報メディアって読んでますか? 2014年版 | AMP
後日談:音楽情報メディアって読んでますか? 2014年版 | AMP
斜め後方を爆走する記事がTwitterで話題となりました。後日談も公開されています。音楽情報メディアの話はどこいった。まぁそれはいいとして「共通の話題がない」という部分は本当に同意するところであり、皮肉では全くなく、どんな形であれ「音楽メディア」というトピックでは瞬間的に共通の話題を作ったAMPには期待したいです。
ということで音楽メディアがたくさん立ち上がっている状況は嬉しく、楽しいですが、音楽ファン以外に音楽を届ける方法も模索していきたいですね。
編集長たちは、どんな未来を描いているか?
オトトイの学校×ミューズ音楽院 presents 音楽情報サイト編集長鼎談 ~編集長たちは、どんな未来を描いているか? ~
ナタリーの大山卓也さん、CINRA.NETの柏井万作さん、OTOTOYの飯田仁一郎さんが登壇。司会に著書『次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル』『次世代ミュージシャンのオンガク活動ハンドブック』で知られるMusic Creators’ Agentの永田純さん。
日時は2014年6月16日 19時30分〜。定員は50名となっていますのでお早めに。
Squarepusher、ロボットバンドと共演
ロボットだってミスをする:スクエアプッシャー最新作の“バックバンド”はこうつくられた | WIRED
UKのテクノミュージシャン、SquarepusherことThomas Jenkinson。彼のの最新作「Music for Robots」でバックバンドを務めたロボットたちの制作、オペレーションを率いた作曲家/メディアアーティスト松尾謙二郎が語る舞台裏。
彼からは「いつぐらいにデータを送ればいい?」と訊かれたので、「まだまだ待てますよ」って答えたら、「そうじゃなくて、どれくらい早く送って大丈夫なのか教えて」って言ってきた(笑)。とにかく作るのが大好きな人なんでしょうね。それからすぐにデータが届きました。ぼくらとしては、もう少し待って欲しかったくらい(笑)。しかも、仕様書とデモの映像しか見てない段階で作っているのに、ぼくらの想像をはるかに超える、すごく複雑なデータが送られて来るんです。しかもそれがZ-MACHINESでちゃんと演奏できちゃう。彼は最初からZ-MACHINESのポテンシャルをちゃんと見極めていたんだと思います。
SQUAREPUSHER 最新作「MUSIC FOR ROBOTS」ロングインタヴュー&最新音源 | WIRED
そしてこちらはSquarepusherのインタビュー。初音ミクが歌うように、ロボットが生演奏をする日がくるのでしょうか。アツい。
「Smells Like Teen Spirit」の真相
町山智浩が語る【Nirvanaの名曲、Smells Like Teen Spiritの真相】
Teen Spirit、実は制汗剤だったらしいんだけど、Kurt Cobainがそれを精神的な意味で解釈したっぽいというお話。真相は分からないけど、ありえそう。驚愕。
ウェアラブルな音楽ガジェット
話題のウェアラブルな音楽ガジェット、いま注目したい3アイテム | soundrope
音楽分野にもウェアラブルの流れがくるかも?パンツの中に装着するドラムキットとかやばい。超いらない。表面に描かれたドラムマシーンをタップすると音が鳴るTシャツはちょっと欲しいと思ってしまった…。
お金払ってまで見聞きしたいものある?
お金払ってまで見聞きしたいもの、ある? 有料コンテンツの利用状況をグラフ化してみる(ICMR2013版) | Garbage NEWS
2月の記事。イギリスの情報通信省が2013年12月12日付で同省公式ウェブサイトで公開した通信白書の最新版【International Communications Market Report 2013】のデータから、主要国の有料コンテンツの利用状況を紹介している記事。
日本は意外も電子書籍、音楽のダウンロード。一方で音楽ストリーミングでは低い値。単純に認知度がまだまだ低く普及していないことも大きな要因でしょう。
主要国別の音楽売り上げ動向
主要国別の音楽売り上げ動向をグラフ化してみる(2014年)(最新) | Garbage NEWS
同じくガベージニュースから。日本レコード協会が公開した「日本のレコード産業2014」から主要国の音楽売上に関する動き。世界的にパッケージの売上は額面・比率共に低下し、有料音楽配信が伸びています。一方で日本はパッケージが80%を占めています。スマートフォンの普及によって着うたは廃れつつあり、有料音楽配信もイマイチ。ここにSpotifyをはじめとするストリーミングサービスがどう絡んでくるのか、今年はそこに注目したいですね。
再注目されるアナログレコード
「体験」する音楽。レコードが注目される理由とは | Gizmodo
ダウンロードやストリーミングの反動として伸びているのでしょうか。米GizmodoのMario Aguilarが語るレコードが注目される理由。2013年のレコードの売上げは31%増とここ10年で最も伸びています。レコードとは、ただの音楽聴取ではなく、体験。そして、そこにお金を払う十二分な価値があります。
音楽分野でも重要視されるビッグデータ
音楽ビジネスの未来は、ビッグデータにあり 職人の耳と勘がすべてだった時代は終焉 | 東洋経済オンライン
東洋経済オンラインに掲載されたNew York Timesの翻訳記事。SpotifyのThe Echo Nest買収、ワーナーミュージックとShazamの提携、TwitterとBillboardの提携など音楽データが重要性を増しています。より効果的なミュージックディスカバリーの提供やプロモーションを仕掛けることが可能になるんでしょうね。一方でDr.Dre率いるBeats Musicは人力のプレイリストを提供し、すでに大きな人気のあるサービスになっています。
シャザムとの提携を推し進めたワーナー・ミュージックのロブ・ウィーゼンソル最高執行責任者(COO)は、音楽業界のベテランたちの鍛えられた耳を、新技術によって補完することができると考えているという。
「プロの新人スカウトの勘の代わりになるものなどない。音楽はアートであって、コンピュータ科学ではないからだ」とウィーゼンソルは言う。
スポティファイのエクCEOは根っからの技術屋だ。6日、彼はビーツ・ミュージックがデータ解析よりも人の手による選曲に重きを置くやり方を手厳しく非難した(ビーツ・ミュージックも各ユーザーに合わせた選曲を行うためにデータを用いている)。
「何人かのスタッフが選んだだけでクリスマスにぴったりのプレーリストができるとは思わないし、100人の意見で世界中の人々が聞くべき曲目が決められるとも思わない」とエクは述べた。「数百万の人々の知識を集めてこそ、すごく面白い結果が生まれると、わが社では考えている」。
まぁ楽しい体験ができるならなんでもいいよ。
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