オープニングトラックの「This Is The Beginning」から心が洗われていく…Soon they’ll be full with friends and memories…歌詞ピュアすぎィ…

はい。今回はドイツ・ハンブルクのインディーポップデュオ、BOYのデビューアルバム『Mutual Friends』ご紹介。

BOYは、 スイス生まれのシンガーValeska Steinerとドイツ生まれのベーシストSonja Glassによるデュオ。ポジティブなメッセージと美しいアコースティックサウンドが魅力です。2人はHochschule für Musik und Theater Hamburgという音大のポップ・ミュージック・コースで2005年に出会い、2007年にBOYを結成。精力的にライブを行っており、現在はドイツ・ハンブルクを拠点に活動しています。。

こちらが1stシングルの「Little Numbers」。ちなみにBillboardのJapan Hot 100で4位だったことがあるそうです。ハンブルクってめっちゃいいところっぽいな、MV見ると。

今回リリースされたデビュー・アルバム『Mutual Friends』はドイツでは2011年にリリース。UKでは2012年6月Deccaよりリリース、USでは2013年2月Nettwerkよりリリースとかなり時間があいています。

下積みが長いバンドで「あらゆるレーベルに音源を送ったけど全然反応がなかった。でも政府からの金銭的な援助もあって、なんとかドイツの小さなレーベルからリリースすることができたの。」とrockin’on7月号で語っています。え、っていうかドイツってそんな制度あるの?流石音楽の国(?)。一方でDJに音源コピーしてプレイしたら金とるよみたいなこと言ってたけど…。

まぁそれは良いとしてアルバムはドイツでしっかりとリスナーの心を掴んでいるようです。1stシングル「Little Numbers」はリリース前からYouTubeで話題となり、スマッシュヒット。楽曲は本人たちもよく聴いていたというFeistを彷彿させるボーカルとゆるいようで完成されているポップ・ミュージックに仕上がっています。また、Ben Folds FiveやDeath Cab for Cutie、Fiona Appleなどを好んで聴いていたという彼女たち、そのせいかUSインディーポップっぽさも感じます。歌詞は女の子って感じです。いや、わからんけど。

今年3月からアメリカツアー中。SXSW 2013にも出演していました。BOYを初めて知ったのはSXSW。以前書いたSXSWレポでは触れていないけど、ライブは素晴らしかった。サポートメンバーの男性と3人でゆるく淡い空気感を作りつつ、スキのない演奏を披露してくれました。左がValeska Steiner(かわいい)、右がSonja Glass。

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ということで。、女子校生に聴いて欲しいインディーポップです。おっさんもなんかこう優しい気持ちになれると思う。


BOY
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Mutual Friends
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