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1992年生まれ、エレクトロミュージック界の若きホープ、Porter Robinsonのデビューアルバム『Worlds』から美しく幻想的な「Sea Of Voices」続く2ndシングル「Sad Machine」が公開。ファンタジーの世界に迷いこんだような明るく極上なメロディー、Robinsonとボーカロイド、Avannaとのデュエットが儚くドリーミーな雰囲気に。

「Sea Of Voices」は甘く、ヘッドホンから溢れだしそうなアンビエント・ポップ。

Porter Robinsonはノースカロライナ出身。13歳から作曲を開始。そのトラックを聴くと、ダンスダンスレボリューションなどのビデオゲームから影響を受け、Sony ACID Proを使いその音を真似たというエピソードにも納得できる。2010年にリリースした派手なダンスチューン「Say My Name」をBeatportのチャートで1位に送りこみ、彼の躍進は始まる。

すぐにSkrillexが創設したレーベル、OWSLAとサイン。リミックスを含む11曲入りのEP『Spitfire』をリリース、当然のようにiTunesとBeatportで1位に。現在『Spitfire』はSoundCloudで全曲フル試聴することができる。Skrillexのレーベル、Knife Partyがリミックスで参加など、EDM色の強いノリのよいエレクトロ・ハウス。

Ultra Music Festival、Electric Daisy Carnival、Electric Zoo、SXSW等のフェス、Skrillexのサポート、自身のヘッドラインツアーを経て、2012年4月、Big Beat Records/Ministry of Soundからニューシングル「Language」をリリース。これまたiTunesとBeatportで1位。Ministry of SoundのYouTubeチャンネルにアップされたミュージックビデオは現時点で500万回再生にとどこうとしている。

2012年の12月、UK・ロンドンのプロデューサー、Mat Zoとの共作でシングル「Easy」をリリース。フルアニメーションのミュージックビデオを公開。その映像や世界と書かれたTシャツから日本のポップカルチャー云々と言いたくなるが、インターネットとそれに伴う文脈が分離した非言語コミュニケーションの中ではルーツを探るのはあまり意味のないことかもしれない。

デビューアルバム『Worlds』は現在プレオーダー中、 USではAstralwerksから、UKではVirgin EMIからのリリースとなる。「Sea Of Voices」と「Sad Machine」これまでの作品とは違ったテイストだが、他はどうだろうか。ボーカロイドを使用した楽曲は他にもあるらしい。超期待している。

I’d used Vocaloid as the vocals for several of the songs on Worlds, and then the idea of a duet between a lonely robot girl and the human boy who encounters her occurred to me. I didn’t have much time before I had to turn in the entire album, so I just sang the male parts. I wanted something that felt distantly sad, a little cute, surreal, hopeful, and maybe somehow evocative of fiction?

出展:FADER


Porter Robinson
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